2021年05月10日

AKASOのアクションカム V50Xの音声がDaVinci Resolveで認識されない時はどうする!?

みなさんこんにちわー!

AKASOのアクションカムV50Xを購入して、動画を撮影しDaVinci Resolveで編集しようとしたら、音声データが全く認識されていませんでした。

さー、あなたならどーする!?

ということで、原因と対策は出来ていないのですが、
つまり、問題解決してません!

がー、別の方法で何とか、音声データをDaVinci Resolveに取り込んでみました。

V50Xで撮影した動画をWindowsの Media Player  で再生するとちゃんと音声が聞こえるのですが。。。
AS000000.JPG

編集しようとして、DaVinci Resolve のタイムラインに入れるとオーディオトラックは出来るのですが、音声が入っていません。
何も聞こえません。
色々調べては見たのですが、全く分かりませんでした。この現象ってたまたま私だけ!?
WS000000.JPG

ので、どうしたかと言うと、
音声編集ソフト “Audacity” に読み込ませて“.wav”ファイルを書き出す
その“.wav”ファイルをV50Xの動画のオーディオトラックに入れる

WS000001.JPG

と言う作業を行ったのですが、
すんなり出来てくれないわけで。。。

まず、Audacity に動画ファイルを読み込ませようとすると“取り込みエラー” が発生しました。
「えーーー! こっちでもダメなの!?」
WS000005.JPG

なんとか、クリアして読み込ませたら、もともと左右から聞こえていたモノラル音声が、ステレオトラックの左のチャンネルに取り込まれてしまいました。

そんなこんなの、一連の手順を紹介致しましょう!

Audacityの設定
Audacityってオリジナルでは、MP3とWAVファイルぐらいしか再生できない様なんです。
それ以外のファイルをと見込ませようとすると上の“取り込みエラー”が発生して「FFmpegライブラリを追加」するように促されます。
なので、まずその作業から始めます。

Audacityのインストールは省略します。
で、開くとこんな画面になります。
WS000002.JPG


で、「編集」、「設定」を選択して、
WS000003.JPG

「ライブラリ」を選択します。
この図は、FFmpegをインストールした後の状態なのですが、入っていないとライブラリバージョンは表示されなかったと思います。
なので、「ダウンロード」を洗濯して「OK」します。
WS000004.JPG

すると、Audaciyのマニュアルのページに飛んでいきます。
そこで、自分のPCに応じたインストールリンクをクリックします。
WS000005.JPG

と、ダウンロードサイトに飛びます。
ここで、最新バージョンをダウンロードして適当な場所に解凍しておきます。
WS000006.JPG

Audacityの「設定」、「ライブラリ」に戻って
FFmpegライブラリの「場所」を選択して、
先ほど解凍した場所を選択します。
これで、様々な音声ファイルが読み込めるようになります。
WS000007.JPG


改めて
音声ファイルをドラッグドロップしても今度はエラーメッセージは表示されません。
WS000008.JPG


ちゃんと、読み込まれ音声波形が表示されています。
がー!?
モノラル音声だったのが、ステレオトラックの左チャンネルに読み込まれています。
WS000012.JPG

最終的には、ステレオトラックで出力しようと思っていますので、その作業を進めていきます。
具体的には、
@ステレオのLチャンネルの音声をモノラルのトラック1にする
Aそれをコピーしてもう一つモノラルのトラック2を作成する
Bモノラルトラック2を全体に0.02秒遅らせる
Cモノラルトラック1、2をステレオトラックのL、Rに合成する
と言う感じで若干の疑似ステレオにしたステレオトラックを作成します。
ステレオって左右の耳に聞こえる音源かからの距離の違いによる時間差(位相差)が基本なので、そんなんで、ステレオトラックにしてしまいます。

ほんでは、まず
@ステレオのLチャンネルをモノラルトラックにします。
図のを押して「Split Sterio to Mono」を選択します。
WS000014.JPG

すると、Lチャンネルがモノラルトラックになりました。
WS000015.JPG

次!
Aコピーしてもう一つモノラルトラックを作ります。
ここで、図の赤丸あたりをクリックして、上のトラックを選択します(グレーアウトします)
WS000016.JPG


で、メニュー「編集」、「コピー」
WS000017.JPG

下のトラックを選択して、
WS000018.JPG


「編集」、「ペースト」
WS000019.JPG

で、下のモノラルトラックにも上と同じ波形がコピーされました。
WS000020.JPG

次!
Bコピーしたトラックを0.02秒遅らせる
まず、「巻き戻し?」ボタン(テープレコーダーかっ!?)を押してトラックの先頭に移動します。
それから、拡大ボタンを押して横軸(時間軸)を拡大させていきます。
WS000021.JPG

一目盛が0.01秒になるまで拡大させます。
WS000022.JPG

そうしたら、「タイムシフトツール」ボタンをクリックします。
WS000023.JPG

下のトラックの上で右方向に0.02秒の所までドラッグします。
WS000025.JPG

「早送り」ボタンを押してトラックの最後まで移動します。
「選択ツール」ボタンを押します。
WS000027.JPG

0.02秒遅らせた分を削除してトラックのケツを合せます。
図の様に右下からドラッグして選択します。ケツは自動的に黄色いラインが出来てフィットします。
WS000028.JPG

「切り取り」ボタンを押します。
WS000029.JPG

するってーと何かい?
おしりが合いました(尻合い)
WS000030.JPG


次っ!最後!
Cこの2つのモノラルトラックをステレオのL、Rチャンネルにします。
まず、上のトラックを選択します。
WS000031.JPG

から、「ステレオトラックの作成」を選択します。
WS000032.JPG

と、出来ました!ステレオトラック!
WS000033.JPG

では、最後にDaVinci Resolveに読み込めるように .wav ファイルに書き出します。
つーか、DaVinci Resolve にも、FFmpegライブラリを拡張できないのかなー!?
「ファイル」、「オーディオの書き出し」を選択します。
WS000034.JPG

保存する場所とファイル名を決定します。
WS000035.JPG

メタデータタグは要らないので、空欄のまま「OK」
WS000036.JPG


で、出来たファイルをDaVinci Resolve のタイムラインに入れみましょう!
おーーーーー!  できたーーーー!!
WS000037.JPG

以上!



posted by Yuuu69 at 20:48| V50X | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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